山や森、庭や畑、街で見つけた植物やキノコをお茶にして楽しむ方法を紹介します。仲間と一緒に散策して、ティーパーティーを開いてみるのはいかがでしょう。四季の風味、風景や一日の出来事を味覚で愉しめます。お気に入りの味をみつけたら保存しておくのもおすすめです。
用意するもの
・採集したお花やキノコ
・やかん(お鍋でも◎)
・お水(湧水などあれば◎)
・カップ
・火元
・炭酸水や氷(アレンジ用)
1
お花やキノコ、草や木の枝を採集
お茶にして楽しめる植物は、おでかけ先や身近なところで見つけることができます。たとえば、よもぎやどくだみの葉、木蓮の花、葛の花、山椒の実や葉、松葉や柿の葉、笹の葉、黒文字の葉や枝など……。虫食いや汚れの少ないところを選んで、片手の平から両手の平程度採集します。
POINT
・人間にとって有毒となるキノコや植物に注意!ときに生死に関わります。
・採集地や植物の種類によっては、採取が許可されていない場合があります。事前に確認しましょう。
2
お湯を沸かす
お水の量に特に決まりはありません。フレッシュなまま楽しむときは、片手の平分だったら1リットルくらいをまずは目安にしてみても良いでしょう。採集量にあわせて適量のお湯を沸かします。
3
採取した草木、キノコ、お花を洗う
さっと埃を落とす程度でOK。洗って水気を切っておきます。
4
沸騰したお湯でお茶を煮出す
沸騰したお湯に採集した植物を入れ煮出します。まずは3分。植物の種類や状態によって煮出す時間を調整します。
5
お茶をいただく
煮出しているやかんやお鍋の湯気に香りを感じたら合図。カップに注ぎ、お茶をいただきます。
POINT
・枝や笹の葉など水分量の少ない植物は、炒ってから煮出すと、フレッシュとはまた違った風味が楽しめます。
・乾燥させて保存しておくと、好きなタイミングでティータイムができて◎。